今日、山形県の「大沼」という老舗百貨店が倒産しました。
この大沼という店は一度も行ったことがなく、特に感情もないのですが、日本で3番目に歴史のある百貨店が破産・倒産したと聞くとなんとなく残念な気持ちになります。この大沼の倒産によって山形県には、百貨店がなくなってしまいました。
先日、百貨店のそごうが何店かを閉鎖することによって、その県から百貨店がなくなる。と言う記事を読んだばかりですが、地方経済の衰退を感じるやるせないニュースです。
もちろん経済だけでなく、ライフスタイルが変化したことも要因として大きいし、冷徹にいってしまえば、お客様の変化に対応できなかったと言うことになるし、かといって大きなうねりに対抗できるほど生易しいものでもなかっただろうし。
たまたま今夜の同友会の懇親会で、「廃業」について話題になりました。
これまで下請け仕事をお願いしていた会社が、高齢化を理由に廃業したとのこと。
その会社はいずれそのときが来ると、その会社にお願いしている商品の在庫を多めにストックしていたことで、その後かわりに仕事をお願いする先も慌てず見つけることができたと言っておられました。これまでにはない苦労が見受けられます。
不動産業は?買う人が減ると言うこと。単純に。
ライフスタイルが変化すれば、持ち家ではなく賃貸で良いかということになるし。場合によっては賃貸がいい!と言うことになるかもしれない。
その賃貸だって、既に大量に発生している空き家が受け皿になってくるかもしれない。
今のままで流行っていけないので、不動産業者が今の10分の1になってもやっていけるようにならないと!と感じました。