先日久しぶりに会った友人が疲弊していました。
話しを聞いていて、うつ?って思うほど。
いろいろと否定されることが多く、「生きづらい」という言葉を何度も発していました。
「ねぇ、生きづらくない?」と何度も聞かれました。
私が自営業じゃなく、サラリーマンだったら生きづらかっただろうなと思います。
でも、幸い自営業なので、そしてやっていることが変わっていても枠に押し込む人は存在しません。
そう思っている一番の心のよりどころは、民主党政権のときに閣議決定された中小企業憲章であり、同友会が提唱していた中小企業憲章草案です。
そこには、中小企業の持つ個性とか、多様性とかそんな言葉が出てきます。
中小企業憲章には、個性豊かな得意分野や多種多様な可能性を持つとあるので、ヤギとヒツジの空地管理ができています。
友人に、空地管理の現場を見せて、実際に餌やりなどを体験してもらいました。
金子みすゞの「私と小鳥とすずと」にある、みんなちがってみんないいという言葉に救われたと感じることも多くあります。
できるだけ否定する言葉を使わず、”それもいい”と思うと肯定する言葉を使ったつもりです。
地下アイドルの話もしました。
もともとお客さんの少ない”界隈”。その中で、自分を見つけてもらうには、他の人と違ったことをしなければならない。
違ったことは、他の人から否定的な言葉を投げかけられます。当然アイドルさんも人間、心に傷がつきます。
ファンは、アイドルさんに肯定的な言葉を投げかけます。
ファンはアイドルさんを甘やかす存在で、心を支える存在と思っています。
厳しい言葉や、間違っていることを間違っていると指摘するのは、マネージャーなどよくわかっている人の役割でいいと思います。
アイドルを甘やかすことで、肯定的な言葉を投げかけることで私の心も救われています。
久しぶりに会った友人は、別れ際、心が楽になったと言ってくれました。
ヤギは人を癒やすね って感想をいただきました。
こうあらねばならぬではなく、それもいいね。って考えられるようになるといいなと。