今回、不動産の売却の査定のご依頼がありました。
不動産の査定は、
①ご依頼いただいた不動産に似た近隣の成約事例をみて相場を把握する。
②その事例の不動産とご依頼いただいた不動産を比較して相場から調整し査定額を出す。
という流れです。
地元千秋町の土地であれば、だいたい頭に入っているので①は飛ばして②だけを行います。
駅までの距離、幼稚園や保育園、小学校までの距離、診療所の有無や距離、道路幅、地形などを見て比較します。
土地で一番坪単価に影響するのは面積です。50坪~60坪ならいいのですが、100坪超えて分割しにくいと「売りにくい土地」になります。そして値段に影響を及ぼします。
その比較項目が中古住宅だと
築年数、面積、間取り、メンテナンスの有無、設備などを見ていきます。建築業者もみます。
マンションだと、中古住宅に加えて
天井高、管理費、修繕積立金の額などがあげられます。自主管理でない限りメンテナンスは適正に行われていることが多いので残存寿命は長く見やすくなります。
以前、建築から年数が経ち、都市計画法や建築基準法が改正され、同じ規模でのマンションが建てかえられなくなっているということがありました。
今回は不慣れな地域と言うこともあって、査定するにあたって、
近隣情報が少なかったので、アットホーム社の評価レポートなどを取得しました。
データがあると言うことはありがたいこと。
でも、データどおりに進むことはなく怖いことと感じています。