今日は、同業者数人で集まっていろいろと話をしていました。
すると、ある方が、土地の値段が上がっているというお話しをされていました。
私は、横ばいあるいはやや下がっていると感じていたので、そのように意見をだしました。
別の話題にずれて、
その方と共通で知っている製造業の会社は非常に業績が良いという話しをされました。
でも、そんな景気の良い実感がないよね・・・。って
K字経済と言われています。
K字経済のKは、格差のKなんていう笑えない語源を言う人もいますが、
業績などで、景気の良い業界と悪い業界、調子の良い会社と悪い会社に分かれていく経済をいいます。
格差が広がるなかでたまたま良いところを見れば景気が良さそうだし、悪いところを見れば景気が悪そうに見えます。
どちらも今の現状です。
K字の上の方に行っている不動産は
・駅近 ・人気の学校区 ・陽当たり などすべてにおいて揃っている
下の方に行っているのはそれ以外です。
そして私たち不動産業は、不動産を購入したいと考える人が買主ですし、
その人が働いている業種、会社がK字経済の上の方に行ってくれていないとなかなか住宅が買えません。
上の方に行っている会社と下の方に行っている会社が、少なくとも1:2とかそれ以上の差が開いているから、私たち不動産業者はなかなか好景気と感じられないのではないか。という話しをしました。