不動産売却を検討されるお客様の多くは、「少しでも高く売りたい」という強い願いをお持ちです。これは当然のことであり、私たち不動産業者もその想いに全力で応えたいと考えています。

先日も、査定書を提出したお客様から「もう少し頑張ってほしい(高く売ってほしい)」というご要望をいただきました。

ここで大切なのは、広告に載せる販売価格を決めるのは売主様ですが、その価格で買うかどうかを決めるのは、市場(買主様)だということです。

売主様は、私たちが提出した査定書を基に、真剣に販売価格を考えられます。査定額そのままを希望される方もいれば、1割、2割、あるいは数百万円を上乗せしたいとおっしゃる方もいます。お客様の決断は真剣勝負です。私たちは、その決めた価格を素直に広告に掲載します。

 

 

 「高すぎる査定額」が招く長期戦のリスク

お客様が「他の不動産会社にも査定を聞いてみたい」とおっしゃるのも大歓迎です。むしろ、そうすべきだとお勧めしています。

ただし、他の会社に相談する際には、ぜひ「その会社が、その価格で売るために何をしてくれるのか」を尋ねてみてください。

以前、私たちが出した査定額よりも3割以上高い金額を提示した他社に依頼されたお客様がいらっしゃいました。結果、数カ月経っても売れず値下げを繰り返し、結局1年後に、当初私たちが査定した金額まで更に値下げをして販売されることになりました。

高い金額を査定した業者は、媒介契約をもらえたかもしれませんが、売主様はどうでしょうか。売れない1年間、固定資産税などの管理負担や、「いつ売れるのだろう」という不安を抱え続けることになります。

だからこそ、安藤不動産は、高いだけの査定書は書きません。「この地域でこの値段ならきっと買主様がいる」と確信できる、正直な適正価格を素直にお伝えします。複数の不動産会社を比較し、ご自身が納得いく販売戦略を示してくれる業者に依頼されるのが一番です。

 

媒介契約の種類を問わない「売るための努力」

安藤不動産では、市街化区域や、既存宅地の市街化調整区域では「**専任媒介契約**」と「**一般媒介契約**」を選んでいただけます。それ以外の土地は「一般媒介契約」のみです。

専任媒介契約の有効期限は法律で3ヶ月と決まっていますが、一般媒介契約に期間の上限はありません。安藤不動産では、一般媒介を**無期限**としており、「やっぱり売るのをやめた」という場合は**いつでも解約可能**です。

そして、最も重要なのは、媒介契約の種類に関わらず**「売るための努力を惜しまない」**ことです。

安藤不動産は、一般媒介契約であっても以下の活動を徹底します。

1. アットホームなどのポータルサイトへの掲載

2. REINSなどを通じた全不動産業者への紹介(手数料を山分けにしてでも、広く買主様を探します)

3. 売れるための動画制作(まだ動画きっかけでの売却実績はありませんが、一人でも多くの方の目に留まる可能性を追求します)

専任媒介と一般媒介の唯一の大きな違いは、アットホームなど有料ポータルサイトへの掲載頻度です。専任媒介はほぼ毎週掲載するのに対し、一般媒介契約は半分から3分の1程度(一カ月のうち1〜2週間程度)となります。広告頻度を除き、**売却活動の内容自体に差はありません。**

 

 

 

売却後も安心!士業連携によるサポート体制

私たちはお客様の売却を完了して終わり、とは考えていません。特に不動産売却後、多くの方が直面するのが**確定申告**です。

安藤不動産は、税理士との無料相談会を開催することがあります。

この無料相談を利用してご自身で申告していただくことも、そのまま税理士に依頼することも可能です。お客様のご承諾のもと、不動産取引に必要な資料は安藤不動産から税理士に直接お渡ししますので、お客様のお手間を煩わせません。

さらに、司法書士や行政書士とも提携しており、遺言や任意後見契約など、老後の法律対応についてもお客様のお役に立てる体制を整えています。

不動産売却の際は、ぜひ安藤不動産もご検討ください。そして、他の不動産業者さんと「売り方がどう違うか」「売却後のサポートがあるか」を、しっかりとご確認ください。

 

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