現在、私は宅建協会西尾張支部の副支部長を務めています。
その関係で、時折、地元選出の議員さんとお話をさせていただく機会があります。

といっても、話してくださる内容は、すでに公表されている情報や、公開の場で議論されているテーマばかりです。
(ドラマのような裏話や特別な資金の話などは、当然ありません)

ただ、そうしたテーマでも議員さんは非常に分かりやすく、系統立てて説明してくださるので、話を聞いていてとても勉強になります。

今回うかがったのは、「道路整備計画」についてです。

 

現在、尾張一宮パーキングエリアにスマートインターチェンジ(SIC)を設置する構想が進んでおり、すでに地元である一宮市と岩倉市も同意。
「実施は秒読み段階」と言われています。

それに伴い、県としてもアクセス道路の整備を進める計画があるそうです。
近くに県道の新設計画があり、それをSICへのアクセス路とする案が挙がっています。

しかし、それだけでは交通量に対応しきれないという見方から、もう2キロ北を通る国道155号の拡幅も進め、東西のアクセスを強化する方針とのことでした。

さらに「西港道路(通称)」と呼ばれる、東海北陸自動車道の一宮ジャンクションから南へつながる物流道路についても話がありました。
すでに計画は発表されており、日本海側と太平洋側をつなぐ重要な物流ルートとして期待されています。

これまでのルートでは、福井県・敦賀から米原、一宮を通って名古屋方面、そして大阪方面へ向かい、そこから海運に乗せるという一本の動脈しかありませんでした。

しかし、東海北陸道が整備され、西港道路が完成すれば、富山から一宮を経由し、名古屋港に直結する新たなルートが誕生します。
これにより、物流におけるルートの「代替性」が生まれ、安定した輸送網が築かれることになります。

 

 

正直、私自身もこの役職に就くまでは、議員という存在に対して少し距離のあるイメージを持っていました。
ですが実際にお話を伺う中で、議員さんたちは「どこに税金を使うべきか?」という視点で、私たちよりも広いスケールで地域を見ているのだと実感しています。

そしてあらためて、地元の議員さんの存在の大切さにも気づかされました。
その地域をよく知り、声を届け、政策に反映させてくれる。まさに地域の代表であり、地域づくりに欠かせない存在です。

 

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