最近、数年前からご依頼いただいたまま、なかなか売れない土地の所有者の方からご連絡があり久しぶりにお目にかかりました。
もともと「売れにくいですよ」と言うお話をしており、そのお客様も怒っておられるわけではありません。今後も頼むというようなお話もいただきましたが、分割の仕方や値段の見直しもお話しできました。
そして、これまでは住宅用地として売りだしていましたが、トラック駐車場など事業用地として隣地所有者にも声をかけ売りだすと言うことも検討いただくことになりました。
このお客様は、15年前に土地を売っていただきました。15年前に比べて土地の価格が半値以下に下がり「あのときに決断しておいて良かった」と仰っていました。ただこのお客様に「今はそうですね。土地を現金に換えておいて正解だったと思います。
でも、将来のお金の価値は分かりません。もしかしたら10年後今300円の物が3万円になっているかも、お金の価値が激しく劣化しているかも知れません」というお話をしました。
10年前でしたら住宅用地で売れていたであろうものがなかなか売れず、このお客様からはお先真っ暗な感じがすると言われました。
その時私は「10年前だったらネット販売が今ほどではなかった。10年でいろいろ変化があり今後も変化していく。」というお話をしました。