公正証書遺言、最強だな・・・というブログを先日書きました。 結局1ヶ月後には決済できました。
このブログ、他の不動産業者さんも読んでおられるのですが、「よく、公正証書遺言を作ってもらっていたね。」って言われました。 正直幸運でした。
何より、ご本人が「(公正証書遺言を)書いても良いと思ってくれていたことが大きい」です。
ただし遺言作成には経費がかかり、自分の死を想像しなくてはなりません。避けられるものなら避けたいと思います。

さて、本日は別のお話。お客様でお子様との関係が上手くいっていない方がおられます。
お客様が言うには「葬式にも来ないだろう・・・。」とのことです。近くには他に身寄りがおらず、遠くに住む兄弟を頼るか・・・。なんてお話をしています。

今は元気なお客様ですが先を考え、財産管理等委任契約(見守り契約を含む)、任意後見契約、公正証書遺言にあわせて、死後事務委任契約を結ぶことを提案しました。 死後事務委任契約とは、亡くなられた後の病院や介護施設の料金の支払い、通夜、葬式、仮葬、納骨等の執行、行政手続きなどをやってもらう契約です。

一般的には、このような書類がなくてもお子さんなどの相続人が行いますが、相続人がいない場合や今回のように相続人と疎遠になっている場合に使います。 うちの子は仲が良いから・・・仲が悪いなら死後事務委任契約、仲が良いなら公正証書遺言や任意後見契約を強くお勧めします。

 

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