最近起きた出来事ですが、決済日の前日に、売主様本人が亡くなられました。
紆余曲折を経てやっと・・・というタイミング、死因は自然死でしたが、ほんの数日前にお目にかかったときは元気に見えましたので、連絡があった際は驚きました。

このような事があったため、当然決済は延期です。
そのため買主様に、今後の流れについて説明しましたが、この今後についてお話しするのにありがたかったのが「公正証書遺言の存在」

 

 

売主様(所有者様)が高齢と言うこともあり、予め話し合い、専門家を入れて相続分を決め、公正証書遺言として残していました。その為、遺言に従い、今後○○頃に手続きを行い、○○頃に決済できる見込みです。とお話しできました。また、買主様には事前着工を認め、完成時期に影響を及ぼさない配慮ができることをお話しました。

もし公正証書遺言がなかったら、家族や親族これから、「どれを誰がもらう。誰ももらいたくない土地はどうする」など取り合いや押し付け合いが始まる可能性があります。 もちろん、買主様にも今後の目処がお話できず、完成時期も読めない状況になっていました。

こういった事態が起きなかっただけでも、公正証書遺言、最強だと思いました。

 

 

 

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