今日は、愛知県不動産コンサルティング協会の例会に参加してきました。
今年度最終。講師は、名駅で不動産業と不動産コンサルタントをされている塚本さん。
昭和40年頃から不動産業をされている、超ベテランです。
名駅付近と言えば、リニアの駅もできるということで地上げが跋扈しているといわれる地域です。
実際、今日のお話も再開発が中心でした。
名駅付近で最初に再開発されたのがJR名古屋駅のツインタワー、その後ミッドランドスクエアー、モード学園、大名古屋ビルジング・・・。
今は笹島。次がノリタケの工場跡。マンション4棟とイオンが決まっている。
その次が柳橋中央卸売市場、ここは、大規模なホテルができる。
2027年のリニア開通に合わせて名鉄、近鉄、日生などのよこ長のビルと名鉄電車、近鉄電車のホームを整理。
20年前、まだミッドランドもできていなかった頃の雑然とした、昭和の映画にそのまま出てくるようなビルを取り壊して、すごく高いビルが建てられました。
町並みが変わりました。その裏で、それを当て込んで見込みを外したり、人の流れが変わってしまったり。
懇親会では別の会員さんが、名駅附近の土地買収の実状を披露されました。
あるビルが売却されることになり、入札が実施された。
1坪あたり1000万とか、1500万とか。で買った不動産業者が、他の会社に転売した。1坪あたり2000万円を超えていた。
・・・想像がつかない価格。そしてそんな話がまことしやかに出てくるほど名駅はバブルなんだとよく分かった。
時代は繰り返す。
不動産コンサルタントは、不動産をいかにお金を産むようにするかが仕事。
とはいえ、私には名駅のような生き馬の目を抜く地域は合わない。