以前に、建築業者からご紹介いただいたお客様のため、同業者まわりをしてきました。
今回のお客様は、いわゆる「資格者」。調整区域の農地を買って住宅が建てられる方です。
最近この資格者が減ってきていて、不動産業者はこの資格者用の土地を売るのに苦労しています。
なので、同業者に行ってもかんたんに物件資料をくれるだろうと思いきや・・・
不在、不在、不在 皆さん忙しいのか、不在ばかり。
そして後ほどお電話をいただくと・・・「最近は、調整区域の農地は依頼されても請けない・・・」と。
気持ちは分かるんですが、それで、この先やっていけるのか?と心配になりました。
それでも、2社からは資料をいただきましたので明日、お客様にご案内いたします。
昨日、愛知中小企業家同友会西尾張支部の総会がありました。
たまたま隣の席は来期地区会長予定者の方が座っておられ、働くって何だろう?何のために働くのだろう?というお話をしました。
まずは、お金のためだよね。
でも、安藤不動産がなくなったら地域の農地を、広告して売ってくれる業者がなくなってしまうから。
コストをかけないのも大事かも知れないけれど、売主さんにとって、依頼したからにはちゃんと売ってほしいよね。
それに資格者も、せっかく資格者なんだから安く買えるのに、それを知らずに高く買ってしまうのももったいない。
・・・などと、昨日のことを思い出しました。
確かに、農地の売買って、効率悪いです。
売買契約の後に測量をするので、測量でのトラブルも多いし、調査項目も市街化区域の比じゃなく多い。
しかし経営戦略で言えば、大手と競合しないし、同業者と「抜いた、抜かれた」の争いもない。平和な・・・売れれば平和な・・・仕事なんで私は好きなんですが。