先日の住宅新報に、投資用マンションの販売について

トラブル事例が出ていました。

 

もともと安藤不動産では投資用マンションはおすすめしていません。

というより、マンションそのものをおすすめしていません。

 

分譲マンションは、将来他人から受ける影響が大きいからです。

既に問題になっていますが、相続放棄などで所有者がいない。その一方で、マンションの修繕積立金等が集まらないというのは大きな問題です。

修繕積立金でいえば、最近値上がりした事例をときどき聞きます。工事価格が上がっていることが理由ですが、元々の修繕計画が甘かったことも散見されます。

 

投資用マンションとなるとそれに付加して、空室リスクや、サブリースならその会社の信用リスクが乗ります。

マンション投資といえ、マンションそのものを購入するので事業主です。

自己資本のあまりない人がするにはリスクが大きいと思います。

やるなら、事業の知識をつけた上でと思います。で、事業の知識があれば、回避できるトラブルばかりと思います。

 

国民生活センターで指摘されているのは、強引な販売手法、金融機関に嘘の書類を書かせる、デート商法など。

どれも宅建業法47条違反になります。

やらせている業者は失うものがないのでしょうけれど。

 

http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20190328_1.html

http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20190328_1.pdf

 

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