賃貸を扱っていて心配になるのは、お客様の与信です。

これまで住宅であれば、親が連帯保証人になるといわれればたいてい通していました。

逆に、親が連帯保証人にならないと言われれば、これまで何をやってきた!?と警戒しお断りしていました。

その程度の与信管理ですが、それで問題ありませんでした。

しかし最近はトラブル事例を聞くようになりました。

安藤不動産がCIZあいたく保証と提携したのはそういう事情です。

与信の世界は進んでいて、コンピューターで審査します。

今風に言えば、AIで審査します。

少し前の言葉で言えば、ビッグデータを活用して審査します。

コンピュータの進歩によって、これまでの具体的なトラブル事例をたくさん持っているか否かで審査に差が出てきてしまいました。

親が連帯保証人になってくれるか否かという「性善説」から、過去の類似事例からその人の信用を調べる「性悪説」に変わってきました。そして必要のなかった費用がかかってくるようになりました。

誰にとっていい時代なのかわからない時代になりました。

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