岐阜信用金庫主催 しんきんの日合同講演会に参加してきました。

講師は井沢元彦氏(作家/大正大学客員教授)

 主な著書は、「逆説の日本史」など

井沢氏は「朝倉敏景一七箇条(朝倉英林壁書)」の中から、第一条 宿老の登用、第二条 団扇・奉行職の選任で、「能力主義」が歌われていた。しかし、その朝倉家は、織田家に滅ぼされた。皮肉なことに織田家では能力主義が徹底され、朝倉家では家柄などが重視され能力主義からかけ離れていた。

一方で、織田家で働きたいかと言わればそうではないとも言われ、楽をしよう、安定しようとすれば、能力主義は、合わないこととなると感じました。

大学生のころ、能力主義と言われる企業に勤めたいなぁと思っていましたが、今では私もそうは思えません。

甘いかもしれませんが能力主義は、調子のいい月そうでない月のムラが出て、安定性はありません。

安定しているときは、能力主義のような一攫千金、今の自営業のような一攫千金系の仕事をしていると安定性を求めるものかもしれません。

他に、織田家と武田家の軍事の違いについて話がありました。

織田家は、傭兵です。なので、足軽に至るまで1年中戦争に赴けます。

武田家は、徴兵です。そしてその兵は農業をしなければならないので農閑期しか戦争ができません。

農閑期の数ヶ月が前提であればその農閑期分どのように戦うか、戦略に制限ができます。

武田軍は戦国最強と言われ、戦いでは非常に強かったのですが、それは戦えればの話し。

持久戦になれば強みでなくなります。

戦略というのは、戦場だけを見るのではなく、それぞれの特性をよく見ることが重要と思いました。

ここから、不動産探しの強引に持っていくと・・・・不動産の評価基準って、いろいろとあると思いますよ。

今は、「駅に近い」が重要視されますが、もし自動運転の車の時代になったら?駅に近い必然性が薄れます。

今と少し先、老後などを考えた不動産探しが重要です。

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